僕がメンズVIO脱毛を決意して人生が変わった話

僕がメンズVIO脱毛に足を踏み入れたのは、今から約二年前のことです。きっかけは、長年続けているロードバイクでした。夏場の長距離ライドでは、汗と摩擦による股間の蒸れや擦れに常に悩まされ、時には痛みでペダルを漕ぐのが辛くなるほどでした。そんな時、同じ趣味の仲間から「VIO脱毛すると世界が変わるよ」と勧められたのです。正直、最初は半信半疑でした。男がそんなところの毛をなくすなんて、という古い価値観も頭の片隅にありましたし、何よりデリケートな部分を他人に見せることへの強烈な恥ずかしさと、想像を絶するであろう痛みへの恐怖が、僕の決断を鈍らせていました。しかし、毎年のように繰り返される夏の不快感に終止符を打ちたいという思いが勝り、僕は震える手でメンズ専門の脱毛クリニックの予約ボタンをクリックしました。カウンセリング当日は、人生で一番と言ってもいいほど緊張していました。しかし、担当してくれた男性スタッフは非常に物腰が柔らかく、僕のくだらない質問や漠然とした不安にも真摯に耳を傾けてくれました。施術の流れやプライバシーへの配慮、痛みを軽減する麻酔の存在などを丁寧に説明してもらううちに、僕の心は少しずつほぐれていきました。そして迎えた初回の施術。紙のトランクス一枚になり、施術台に横たわった時の気まずさは今でも鮮明に覚えています。しかし、施術が始まると、看護師さんの手際の良い、プロフェッショナルな動きにただただ感心するばかりでした。照射する部位以外はタオルで巧みに隠し、次に何をするかを常に声に出して教えてくれる。その配慮のおかげで、僕が抱いていた「丸裸で恥ずかしい」というイメージは、良い意味で裏切られました。肝心の痛みは、正直言ってゼロではありませんでした。特に毛が濃く密集している部分は、熱い針でチクッと刺されるような感覚がありました。でも、それは一瞬のこと。我慢できないほどの痛みではなく、むしろ「これが効いている証拠か」と妙な納得感があったほどです。数回の施術を終えた頃には、効果は明らかでした。毛が少なくなるにつれて、ライド中の蒸れや擦れが劇的に改善されたのです。それだけでなく、日常生活における衛生面での快適さは想像以上でした。トイレの後が驚くほど清潔で、夏場でも一日中サラサラとした感覚が続く。この快適さは、僕の人生の質を確実に一段階引き上げてくれました。