私がOライン脱毛を決意したのは、長年抱えていたある悩みがきっかけでした。それは、夏の蒸し暑い時期や生理中の不快感です。特に生理中は、経血がアンダーヘアに付着することで独特の臭いやかぶれに悩まされ、何度もトイレでデリケートゾーン用のシートを使って拭き取らなければならず、常に憂鬱な気分で過ごしていました。友人との会話の中でVIO脱毛の話題が出た時、最初は恥ずかしさもあって聞き役に徹していましたが、Oラインを脱毛した友人が「世界が変わるよ」と熱弁するのを聞いて、俄然興味が湧いたのです。彼女曰く、とにかく衛生的で、生理中の不快感が嘘のように軽減されたとのこと。その言葉が、私の背中を強く押してくれました。とはいえ、いざクリニックの予約を取るとなると、やはり恥ずかしさが先に立ちました。お尻の、しかも最もデリケートな部分を他人に見せることへの抵抗感は相当なものでした。カウンセリング当日も緊張でガチガチでしたが、担当してくれた看護師さんがとても親身に話を聞いてくださり、施術の流れやプライバシーへの配慮について丁寧に説明してくれたおかげで、少しずつ不安が和らいでいきました。施術室では、紙ショーツを少しずつずらしながら照射していくため、常に全体が露出するわけではないという配慮もありがたかったです。施術中の痛みについては、輪ゴムで軽く弾かれるような感覚、とよく表現されますが、まさにその通りでした。もちろん全くの無痛ではありませんが、我慢できないほどの痛みではなく、一瞬チクッとする程度です。何より、長年のコンプレックスから解放されることへの期待感が、その小さな痛みを上回っていました。数回の施術を終えた頃には、効果は明らかでした。まず、トイレの後が本当に楽になりました。ウォシュレットを使えばさっと綺麗になり、トイレットペーパーの使用量も減りました。そして、あれほど悩まされていた生理中の不快感が劇的に改善されたのです。蒸れやかぶれがなくなり、臭いを気にする必要もなくなりました。これは私にとって革命的な変化でした。今では、なぜもっと早くやらなかったのだろうと心から思います。見た目の美しさ以上に、日々の生活における清潔感と快適さは、何物にも代えがたい価値があります。
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